設備タイトル
工程図
丹後縮緬の白生地製造は大きく二つの工程に分けられます。

工程その1:経糸(たていと)
原糸
かせ 製糸工場から送られてきた「生糸」です。
 この状態を「カセ」といいます。
 繭から取ったばかりの生糸は、非常に細く、
 デリケートな状態です。
糸繰り
糸繰りカセから糸枠に巻き取る作業です。

天然の生糸の風合いを保つため、やさしくひっぱらずにそっと巻き取 ります。
縮緬の出来上がりに大きく影響するため、熟練した専門技術を要します。
糊付け
糊付け生糸一本ごとに糊を付けます。
整経
整経ボビンに巻き取った生糸を、一定の張力と長さで整え、織物の
幅に必要な本数(3000 〜5000 本)にして千切り(ちぎり)という
ものに30〜50 反分の経糸(たていと)を巻き上げます。

これを織機にセットして経糸の準備が整います。


工程その2:緯糸(よこいと)
合糸
合糸別名「ヌキ合わせ」ともいいます。
「ヌキ」とは、緯糸(よこいと)のことです。
糊の付いた原糸を8本、14本、18本、22本、30本、42本、52本 、80本と
合わせます。
この合わせる本数の違いが、縮緬の厚み、又は、シボの大きさを変えます。
ヌキ焚き
ヌキ焚き生糸を煮てやわらかくすると同時に、八丁撚糸機での撚糸を
容易にします。

下管巻き
上管巻き「したくだまき」と読みます。
ヌキ焚きを終えた糸を、八丁撚糸機にかけるため、ボビンに巻き取ります。
生糸に十分な水分を与え、強い撚りに耐えさせます。
撚糸
撚糸八丁撚糸機を使って、数百年来変わらない
同じ撚り方法でよこ糸(緯糸)に撚(よ)りを
かけていきます。

この撚りによって、縮緬特有の風合いである
凹凸「シボ」が生まれます。
撚る回数によってもシボの風合いが変わります。
上管巻き
上管巻き「うわくだまき」と読みます。
いよいよ織機にかける直前の段階です。


製織
製織いわゆる機織り(ハタオリ)です。
昔から変わらない手機(テバタ)を少し改良し
た程度の織機で、丹念に糸を傷つけないように、
熟練した女性の手で織り上げていきます。
ちなみに1台の織機で1反(風呂敷 68cm 幅×24m)
織るのに8時間くらいかかります。

織り上げられた生地は、「生機(キバタ)」といいます。
この後、精練工場で昼夜、石鹸を中心とした薬品を加えた熱湯の中で、
セリシン(生糸についているまわりのタンパ ク質や不純物)が洗い落とされ、取り除かれます。

そして乾燥させると、美しい光沢をもった縮緬の白生地ができあがります 。

「バーチャル工場見学」はこちら

山藤の白生地に関するお問い合わせは・・・

〒629-2263 京都府与謝郡与謝野町字弓木493
山藤織物工場
製造責任者:山添 憲一
TEL:0772 (46) 2031  FAX:0772 (46) 4394
yamatou@yamatou-orimono.com

[ホーム] [山藤の白生地] [山藤の設備] [製品情報] [会社案内]