白生地タイトル
ちりめん山 藤の縮緬白生地は、一般的な縮緬に比べ、経糸(たていと)の密度を上げています。
そ れは、白生地作りにおける山藤の「こだわり」で す。
その理由は・・・

●コシを高めるため
縮緬 特有の凹凸である「シボ」は緯糸(よこいと)を撚(よ)る「撚糸」によって生まれます。
撚られた糸が、精練の段階で元に戻ろうとする ことで、シボは生まれます。
シボを高くしたいのであれば、経糸(たていと)の密度を下げればいいのです。
逆に経糸の密度が高 いと、
緯糸は戻りにくくなります。つまりシボは低くなるのです。
しかし、経 糸の密度を下げシボを高くすると、見栄えは良くなりますが、コシが失われます。
ここに山藤はこだわりました。
経 糸密度を上げることにより、適度なシボを保ち、かつコシも生まれるのです。

●他にない品質を求めて
高 い密度の経糸に対して、緯糸から生まれるシボを確保するため、一般的な撚り回数に比べ、
10%多く撚りをかけています。その分、緯糸 はより強く戻ろうとします。
こうしてシボを確保しているのです。
コシの強い縮緬でありながら、独特の風合いを保 つ・・・この相反する要求にこだわりました。
真似のできない縮緬、どこにもない縮緬、山藤だからこそできる縮緬。
と ことんまで品質を追い求めています。

● 手間をかけてでも良い品を
「山藤の縮緬は精練に時間がかかる」、よく言われます。
経 糸の本数も多く、撚糸も多くかける。その分、精練の時間はかかります。その分コストも・・・。
「量より質を」 これが山藤のポリシー なのです。そのための労は惜しみません。
それどころか、手間をかけることに喜びを感じながら、工場を動かしています。
機 械に頼るのではなく、人の手に全てを委ねる事こそ、伝統を守り良い物を作り続けることが
できる。もう一つの山藤ポリシーです。

●染められてこそ白生地
白 生地は染められてこそ初めて商品になります。
密度の高い山藤の白生地は、染色にも技術と手間を要求します。
しか し、それは染め上がりの美しさを求めているからなのです。
密度が高いこと、それは友禅染の段階で真価を発揮します。
美 しく染め上がるため、意匠を作る人たちの想い、染色家の皆さんの想いを完璧に表現するため。
白生地の最も大切な役割だと、山藤は信じ ています。

縮 緬を織り続けて170有余年。
こうした想いだけを抱き続け、今日も白生地を織っています。

最 新設備も山藤には必要ありません。
機械に頼らなくても、伝い続けられた技術があります。

そ れが山藤の白生地に込められています。


山藤の白生地に関するお問い合わせは・・・

〒629-2263 京都府与謝郡与謝野町字弓木493
山藤織物工場
製造責任者:山添 憲一
TEL:0772 (46) 2031  FAX:0772 (46) 4394
yamatou@yamatou-orimono.com

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